遺言書の種類と選び方

相続対策の1つに、遺言(ユイゴン、イゴン)があります。

これは故人の遺志を文書にして残す方法ですが、家族が混乱しない
平和すぎる相続を実現するために、かなり有効な手段の1つといえます。

●もし自筆で作成する場合の注意点とは?

遺言には、主として3つの方法
 
1.自筆(ジヒツ)証書遺言
2.公正(コウセイ)証書遺言
3.秘密(ヒミツ)証書遺言
 
がありますが、実務上で耳にするのは上の2つです。
 
それぞれのポイントは
 
1.自筆証書(ジヒツ・ショウショ)遺言:
 ⇒ 自分で書いて保管する。
 
2.公正証書(コウセイ・ショウショ)遺言:
 ⇒ 証人2人の立会いのもとで作成。公正証書として公証人役場に保管する。
 
となります。
 
もし生前に内容を知られたくない場合は「自筆証書」が有力ですが、
遺言書として有効な書式か?」の細かいチェックが事前にされない点や、
「紛失の恐れがある」「遺言が存在しないと思われたり、忘れられる恐れがある」
という点について、注意をしておく必要があります。
 
有効な遺言書を作成して、さらに保管の信頼性を重視する場合は
「公正証書」がおすすめです。
 

▼平和すぎる相続のワンポイント ~ 気軽に「エンディングノート」から

最近は、自分が亡くなったあとに家族や周囲の人に伝えたい情報やメッセージをまとめた
エンディングノート」と呼ばれる書籍や文房具が一般的になってきました。

エンディングノートの内容は、資産の一覧・遺言書の有無・遺産相続に関する希望だけでなく
人生を振り返った思い出、介護・延命治療・お葬式・お墓の希望、家族や親戚や友人への
言葉
など、多岐に渡りますが、法的な効力はありません。

しかし、このノートは遺言の下書きにもなりますし、その後に遺言を作るか否かに関わらず、
家族への思いやりや感謝のメッセージを残すことは「平和すぎる相続」に役立つと思います。


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「平和すぎる相続」を実現するために最も大切なことは?

私自身も、5年以上前に家族の相続をサポートした経験がありますが、家中にある書類を整理して注意深く情報を集めました。その結果、家族で情報を共有して通常の相続を決めましたが、予想以上の複雑さを目の前にして 「基本知識だけは自分で持った上で、親身なサポートをしてくれる専門家と信頼を深めておくことが大切」と個人的に強く感じました。(住まいと保険と資産管理 代表取締役 白鳥光良)

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