健康保険の切り替え手続き
●健康保険の切り替え手続き
定年退職後、あなたは以下の3つの健康保険の
いずれか1つに加入しているはずです。
@ 家族の被扶養者(ヒ・フヨウシャ)
被扶養者になるためには雇用保険、公的年金を含め
収入基準があります。
申請・問合せ場所は被保険者の会社の年金事務所
または健康保険組合になります。
保険料は被扶養者となるため0円です。
A 国民健康保険(コクミン・ケンコウホケン)
(保険料は毎年に決定します)
保険料は前年の住民税をもとに計算されます。
申請・問合せ場所はお住まいの市区町村になります。
B 任意継続被保険者(ニンイケイゾク・ヒホケンシャ)
メリットは傷病手当金制度や被扶養者制度があり、
今までと同じ保障を受けられることです。
デメリットは被保険者期間が2年間のみとなることです。
申請・問合せ場所は、年金事務所か健康保険組合になります。
このうち、
@ 家族の被扶養者
になった方は、前年の収入が一定基準を超えてしまった場合、
続けることができなくなりますので、国民健康保険などに切り替える
必要があります。
また、
B 任意継続被保険者
に加入した方は、2年後に切り替える必要があります。
いずれを選択した場合でも、
75歳からは後期高齢者医療制度に加入します。
それぞれのメリット・デメリット・保険料などを充分に
確認して、ご自分にあった健康保険に加入しましょう
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