- 平和すぎる相続の5ステップ
- 相続発生から3ヶ月以内にすること
- 資産と負債を整理して、一覧表を作ろう

資産と負債を整理して、一覧表を作ろう
負債よりも資産の方が多い、つまり相続放棄をする必要はなさそうだと
概ね分かっていても、3ヶ月以内にした方がよいことがあります。
●いずれにしても無駄にならないアクションとは?
それは「資産と負債を整理して、一覧表をつくる」ことです。
このような一覧表は「財産目録(ざいさん・もくろく)」と呼ばれることもあります。
50代以下のご家族でしたら、お仕事などでエクセルを使っている方も
いらっしゃると思いますので、エクセルの表にまとめるものいいでしょう。
あとで集計を行うのがラクになります。
ご本人の遺言がない場合でも焦らずに、この一覧表を資料として、
ご家族の間で「遺産分割協議(いさん・ぶんかつ・きょうぎ)」を
スタートすることが可能です。
また、遺言(自筆証書や公正証書)がある場合においても、
一部の現預金等が遺言には記載されていないケースもありますし、
相続人全員が合意すれば遺言とは異なる遺産分割も可能です。
いずれにしても、資産と負債に関する事実を整理する作業は、
どのような相続を行うにしても決して無駄になりませんので、
例えば相続税評価額が分からない資産は数字の横に「?」をつける
などして、わかる範囲で情報を整理しておくことをおすすめします。
▼平和すぎる相続のワンポイント ~ 早い段階で、情報を共有しておこう
資産と負債を整理して、ざっくりとした一覧表を作ったら、できるだけ早い段階で
「一度、相続人全員で速報ベースの情報を共有しておく」ことをおすすめします。
「関係者が混乱しないように、正確な一覧表が完成するまで情報を共有しない」と
考える人もいますが、一度は早めに共有した方が他の相続人が安心することで
平和すぎる相続の実現に近づきます。
※当ページでお伝えした情報は一般的なものであり、実際には個々の判断が必要になります。
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