
退職金の受け取り方法
●退職金の受け取り方法は3つです
@一時金受取り
A年金受取り
B一時と年金の併用受給
退職金の受け取り方法は、勤務先に確認のうえ
どれを選択するか事前に決めておきましょう
●退職金にかかる税金
退職金には所得税と住民税が課税されます
●一時金で受取った場合
○税金
退職金の税金を計算する4つのステップ
1.退職所得=(退職金−退職所得控除)×1/2
※退職所得控除は、
勤続年数20年以下の場合
40万円×勤続年数(80万円)
勤続年数20年超の場合
70万円×(勤続年数−20年)+800万円
2.所得税額=退職所得×所得税率
3.住民税=退職所得×住民税率×0.9
4.退職手取額=退職金−所得税額−住民税
○注意点
退職金を受取った場合、原則として
翌年に確定申告の手続きが必要になりますが、
退職時に会社で「退職所得の受給に関する申告書」を
提出している場合は不要です。
(その場合でも、給与から引かれた所得税の還付を受けられる
場合が多いので、確定申告はした方がいいでしょう)
●年金で受取る場合
○確認しておきたいこと
1.毎年の年金額
2.受給できる年数
3.運用率
○税金
他の収入(公的年金など)とあわせて雑所得として
所得税と住民税が課税されます。
○注意点
会社が破綻した場合や、
本人が死亡した場合の家族への支払い方法など、
退職金の種類によって異なりますので事前に確認しましょう。
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